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VEGETABLE
GUIDE
シンカ野菜の下ごしらえ
シンカ野菜がもっとおいしくなる、
基本の下ごしらえ方法をご紹介します。
監修:TETOTETO Inc.
玉ねぎの下ごしらえ
01内側と外側の使い分け
玉ねぎは葉野菜に分類され、内側と外側で食感や味わいが異なります。
内側にいくほど肉厚で甘みが強く、外側にいくほど繊維質で辛みが出てきます。あえて使い分けるなら、内側はサラダ向き、外側は炒め物に向いています。

02いろいろな切り方
いつもの食卓の名脇役として、さまざまな料理に使われる玉ねぎ。ここでは、料理によって使い分けたい、基本的な切り方をご紹介します。
①薄切り
サラダなどによく使う薄切り。繊維に沿って切ることで辛みが出にくくなります。サラダに使う場合、切ったあとは水にさらしてください。

②厚めの薄切り
少し厚めにスライスした玉ねぎは、炒め物、ソテー、カレーなどさまざまな料理に使えます。

③くし切り
縦に半分に切ってから4〜6等分に切り分けます。カレーや煮込み料理に向いています。

④半月切り
繊維に対して直角に切り、繊維を断つ切り方。短時間で火が通りやすくなるので、焼き野菜におすすめ。

⑤みじん切り
ソースやドレッシングなど、出番の多い玉ねぎのみじん切り。苦手な方のために、簡単にできるコツをご紹介します。
1芯は残したまま、繊維に沿って細切りにする。

Point
最後まで切り離さずに、芯の手前まで包丁を入れましょう。
2上下の真ん中あたりに、横向きに包丁を入れる。

Point
ここでも最後まで切り離さず、芯の手前まで包丁を入れてください。上の方にもう1回横から包丁を入れてもOK。
3繊維を断つように切る。

4最後に、全体をざくざくと切ってより細かく整えたら、完成。

Point
玉ねぎのみじん切りで、目に染みて涙が止まらなくなるのは、硫化アリルという辛み成分によるもの。硫化アリルは、玉ねぎの細胞が壊れると出てきます。玉ねぎを切るときは、よく切れる包丁を用いることで、細胞が壊れにくくなり、目が痛くなりにくくなります。