TOP > VEGETABLEGUIDE > 赤大根の下ごしらえ
VEGETABLE
GUIDE
シンカ野菜の下ごしらえ
シンカ野菜がもっとおいしくなる、
基本の下ごしらえ方法をご紹介します。
監修:TETOTETO Inc.
赤大根の下ごしらえ
01部位による使い分け
一般的に大根は、葉に近い上の方がより成熟していて、下に伸びていく根の方が若い状態です。そのため、上の方は甘みがあって水分が多め、下の方は水分が少なく辛みがあり、ややあくが強く繊維質も多くなっています。
ただし、シンカの赤大根(紅くるり)の場合は、一般的な白大根よりも短くコンパクトなため、上下の成熟にそれほど差がありません。白大根では上の方が生食にむくとされますが、こちらの赤大根は全体が生食向き。大根おろしにしても綺麗です。
強いていえば、葉の部分は油なじみがいいので炒めものにおすすめです。

02皮むきはピーラーで
一般的に大根は皮の近くに繊維質が多いため、特に煮物にする場合、皮はやや厚めにむくのがセオリーです。
この赤大根(紅くるり)は生食が基本であることと、皮のすぐ下の濃い赤色を生かすため、皮むきは薄めに。ピーラーを使ってむくのが簡単・確実でおすすめです。


03千切りのコツ
サラダや和え物、切り干し大根などに使える大根の千切り。上手に仕上げるためのコツをご紹介します。
1とにかく薄く切る。


Point
まず初めに「とにかく薄く切る」ことが最大のポイントです。包丁で薄切りするのが難しい場合は、スライサーを使ってもOKです。
2①を写真のように重ねて並べ、千切りにする。


Point
写真のように重ねて並べると、千切りがしやすくなります。
①で薄く切るほど、より細く食感のいい千切りに仕上がります。
3塩をふり1分程度なじませ、軽く洗うようにして水にさらす。最後に、ザルにあげて水を切れば完成。



04赤大根の一夜干し
赤大根は一夜干しにすることでより油なじみがよくなり、炒めやすくなります。
薄く切った大根に塩をふり、ざるに並べてひと晩干しておけばできあがりです。
